iステップでは、自動返信のトリガーとなるアクション(投稿コメント・ストーリーズコメント・DMなど)を受信してからDMを自動返信するまでに時間差を設けることができます。(=ステップ配信機能)
ステップ配信機能は「自動返信条件」と「パッケージ」でそれぞれ利用できます。
自動返信のステップ配信機能
自動返信では、最初のトリガーとなるアクション(ストーリーズメンション・ストーリーズコメント・投稿コメント・ライブコメント・DM)をきっかけとして、時間差を設定した自動返信設定を行うことができます。
- 自動返信画面にて、「作成」もしくは、ステップ配信を設定したい自動返信の「編集」ボタンを押します。
- 「自動返信タイミング」を「時間を設定」に設定します。
- 時間差の時間を入力します。(5分刻み、最大7日間。7日以降は設定できません)
- 「保存」を押します。
上記の画像の場合、DMを受信してから5分後に、「返信」で設定されたパッケージ「最初のパッケージ」の自動返信が行われます。
期間…ステップ配信を利用した場合、設定期間を過ぎていても自動返信は発動します。
例:1/1 00:01から 1/1 23:59までに自動返信の期間として設定し、ステップ配信の時間差を7日後に設定します。この場合、最も遅いケースで1/1 23:59にコメントをすると、期間外である7日後の1/8 23:59にDMが届くことになりますが、自動返信は動きます。
※最大で7日後までの期間を設定することが可能です。(Instagram側の規制による期間条件)
パッケージのステップ配信機能
パッケージでは、ボタンもしくは選択肢を押してもらうことをきっかけに、時間差で自動返信を設定することができます。
※ボタンもしくは選択肢を押してもらうことなしにステップ配信を組むことは、自動返信以外はできません。ユーザーからのアクションが必要です。
ボタン/選択肢を押した後の最初の返信を遅らせたい場合(タイミング:時間差)
メッセージの受け取り側がボタンもしくは選択肢を押してから返信される最初のDMに時間差を設定したい場合、以下のように設定します。
- 「パッケージ」の「作成」もしくは「編集」を開きます。
- 「ボタン」もしくは「選択肢」の追加ボタンを押します。
- 「詳細設定を開く」>「自動返信タイミング」にて「時間差」を設定します。
※ここで「時間差」を選択すると、次の項目「ステップ配信を追加」は表示されなくなり、設定もできなくなります。 - 時間差の日数や時間数、分数を入力します。(最大7日間、5分刻み)
- 「保存」ボタンを押します。
ボタン/選択肢を押した後の返信とは別に、時間差で別のメッセージを送りたい場合(ステップ配信を追加)
メッセージの受け取り側がボタンもしくは選択肢を押してから返信される最初のDMとは別に、時間差で異なるDMを返信したい場合、以下のように設定します。
- 「パッケージ」の「作成」もしくは「編集」を開きます。
- 「ボタン」もしくは「選択肢」の追加ボタンを押します。
- 「タイミング」にて「即時」を設定します。
※ここで「時間差」を選択すると、次の項目「ステップ配信を追加」は表示されなくなり、設定もできなくなります。 - ボタンの下の「ステップ配信追加」を押します。
- 「ステップ配信」が表示されます。
- 時間差の日数や時間数、分数を入力します。(最大7日間、5分刻み)
- 送信対象の「パッケージ」を指定します。
- 「保存」ボタンを押します。
ステップ配信を重ねて使用する
ステップ配信を利用して時間差で届いたDMにステップ配信機能がついたボタンがあり、それが受け取り側のユーザーによって押される場合、その次のステップ配信も発動します。
この機能を利用して、数珠つなぎのように時間差でメッセージを届けることも可能です。
ステップ配信前に送信対象のメッセージを変更した場合
ステップ配信により、時間差でパッケージがユーザーに届くことになります。
この時間差の間にiステップ上でパッケージを変更したり、別のパッケージを指定し直した場合、送信時間になったときの最新のパッケージの設定が反映され、ユーザーに自動返信として届きます。
例
- 1/1 00:01にInstagram上のあるユーザーが「A」とDMします。
- 「A」というDMには自動返信条件が組まれており、7日後にメッセージ「あ」が届くようにステップ配信が組まれているものとします。
- 1/2 12:00に、iステップのステップ配信機能を操作して、7日後に届くメッセージを「あ」から「い」に変更します。
※パッケージも別のものに変更します - 1/8 00:01にステップ配信が発動し、「い」と自動返信が届きます。
※送信されたメッセージを後から変更することはできません。